ポトスの特性と育て方

ポトスの特性と育て方

ポトスはサトイモ科の植物で、樹木や岩場によじ登るツル状の植物です。
ツル状の植物独特の性質を持ち、上に登れば上るほど葉は大きく育つようになり、下に垂れ下がるほど葉は小さくなっていきます。
この性質からヘゴ棒に絡めて上に成長させたり、吊り鉢で育てて垂らす育て方などでも楽しむことが出来ます。
園芸品種として栽培されているものは、常緑のもの以外に黄色味が混じったものや、白が混じったものなど様々な品種があります。
可愛らしい葉の形をしており、とても人気のある観葉植物として愛され続けています。

原産地と好む気候

原産地はソロモン諸島及び東南アジアの亜熱帯と熱帯雨林に主に自生しており、周りの木々に伝って群生しています。
雨季の長い亜熱帯に生息する事から、水気には強いことがうかがえます。

育て方のポイント

置き場所

大きく成長すれば直射日光に当てても大丈夫ですが、まだ小さいうちは明るい日陰など直射日光の当たらない場所で管理しましょう。
成長具合を見て、伸ばしたい場所へ移してあげるといいでしょう。
室内に置いては日当たりのいい場所に置いておくと、程よく成長してくれます。
また、耐陰性もありますが、あまり日の当たらない状態が続くと成長が止まってしまいます。

エアコンなどの風が直接当たらない場所に置いておくのも大切です。

水やりと夏冬の過ごし方

ポトスが生長している間は土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと水やりをするようにします。
気温が低い冬など、ポトスの生長が止まったら水やりを控え、一週間に1～2回程度水やりをするようにしましょう。生長期であれば腰水で管理をしてもいいです。

に似た植物

・アイビー

・タイム

・ハートカズラ