モンステラの特性と育て方
モンステラは大きな葉っぱが成長するにつれて、縁から切れ込みが入ったり、穴が開いて広がってきたりと独特な形をした面白い植物です。
葉っぱの形は成長段階や環境条件で変わるとされており、通常穴が広がる、切れ込みが深くなる理由においては強風への抵抗力を減らす役割であったり、夏場の温度上昇を避けるための成長とされてるそうです。
また、日本で栽培した場合、一定の条件下で育てると穴もあかず綺麗な単葉になる事も確認されてます。
ちなみに、果実は食べることができ、パイナップルとバナナを混ぜたような香りと味がするようです。
原産地と好む気候
メキシコから中央アメリカが原産地とされています。
熱帯地方に生息するため、国内だと沖縄なら野外でも自生する事が出来るそうです。
他のものによじ登る蔓植物で、大きくなると高さ7-8m以上にもなる大型の植物です。
育て方のポイント
置き場所
高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫です。
エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動してください。
温度
夏場の暑さ、湿度には耐性があるため、直射日光による葉焼けに注意しながら置き場所を選んでください。
冬場においては、ある程度の耐寒性があり3~5℃程度でも越冬する事が出来るので、室内なら大丈夫です。
水やり
モンステラは水を貯え乾燥にも強い植物です。
成長期の春~秋には、土が乾いたら水をたっぷり上げましょう。
ちなみに、葉の縁には水孔という排水する組織があり、そこから水を出して葉に水滴がついてることがあります。
モンステラに似た植物
・マドカズラ
・ヒメモンステラ
・フィロデンドロン・セローム