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アイビーの特性と育て方

アイビーの特性と育て方

アイビー(セイヨウキヅタ、ヘデラ)はウコギ科の被子植物で、つる状に伸び細根という根を這わせて樹木や岩場に張り付く形で横に伸びる植物です。
特性を生かして好みの場所を一面アイビーで埋め尽くしたり、吊り鉢や棚の上から垂らすなどで楽しまれる観葉植物です。
可愛らしい葉っぱをしており、寒さにも強く彼にくい事から大変人気の高い植物ですが、成長速度と細根による痕が残る事で被害を被るケースもあります。
アイビーの特性をしっかりと理解した上で、素敵なインテリアグリーンを楽しみましょう。

原産地と好む気候

アイビーは北アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど幅広く自生しています。
ヨーロッパの建造物の壁面に植物が張り付いてる風景がイメージしやすいと思いますが、あれらはアイビーの物によって出来たものが多いです。
アイビーには魔除けや雷除けのおまじないとして言い伝えられているそうです。
また、アイビーの種類は豊富で紅葉しないものもあり、そういったものは「永遠の友情や愛」、または「霊魂の不滅、永遠の生」の象徴として結婚式や葬儀に用いられていたそうです。

育て方のポイント

置き場所

イビーは日光や風通しのよい環境でよく生長します。
11〜3月はガラス越しに日光の当たる場所へ、4〜10月は午前中に日光がよく当たる窓辺などに置いておくのが理想です。
夏場の蒸し暑い環境で日中日に当て続けると葉焼けして枯れてしまう恐れもあります。
また、吊り鉢などで日光が当たりにくい場所へ置く場合は、アイビーの状態を見ながらたまに日光浴をしてあげると元気になります。

温度

暑さや寒さに強いため、非常に枯れにくく繁殖力がある植物です。
ただ、極度の温度(猛暑日や真冬の寒さ)に当たれらると弱ってしまいます。
日の当たる場所でしっかりと管理してあげましょう。

水やり

アイビーは特に水を好む植物です。
土栽培の場合には、土が乾いたのを確認したらたっぷりと水を上げてください。
また、葉水をすることで虫や病気の予防にもなるため定期的にしてあげるといいでしょう。
もしアイビーの先端から枯れ始めていた場合、根腐れを起こしてる可能性もありますので注意が必要です。
根腐れしてしまった場合には、鉢の植え替えを行い、腐った根っこは切り落としてしまいましょう。

に似た植物

・ポトス

 

 

・ヘデラへリックス・ピッツバーグ

・ヘデラ ダックフット