ドラセナコンシンネの特性と育て方
スズラン科ドラセナ属の一つとして、観賞用として人気のあるドラセナ・コンシンネのご紹介です。
笹の葉のような長細い葉っぱを付け縁に班が入り、品種によって色が違います。
お部屋に合わせて色を変えて飾ってほしい観葉植物です。
また、ドラセナは強靭な生命力を持つため栽培の難度も低く、初心者にも特にオススメです。
原産地と好む気候
アフリカ熱帯地域原産の植物で、アフリカ全土に分布し自生している低木種のみでも50種類以上が自生しています。
亜熱帯気候下においての生命力は極めて強靭で、19世紀のカナリア諸島において樹齢1000年以上の樹木が発見された記録もあるほど長期栽培も可能です。
観葉植物として人気の高い種であり、人気の特徴として葉が美しいことに加え、幹が比較的柔らかく変形に強いので、自由な形での加工販売がされています。
育て方のポイント
置き場所
ドラセナ・コンシンネは比較的日光が好きなタイプの観葉植物ですので、屋外においてどんどん日光に浴びせて育てましょう。
ただし夏の時期は直射日光にあたると葉が焼けてしまうので、明るい日陰で育てるようにするか、半日陰で育ててみてください。
半日陰とは、午前中だけ日の光があたり午後からは日陰になることをさします。
コンシンネは日光の当たる場所で育てると、太陽の方向に茎が伸長します。置きっぱなしにすると、一定方向のみに伸びていってしまうため、形を均等にするためにも鉢などの容器をくるくる回してまっすぐ生長するようにしてあげてください。
温度と水やり
おおよそ5月~9月の暖かい時期は育ちざかりの時期で、たくさん水を与える事ですくすくと成長します。
日中の気温が20度を下回ってくる時期から活性が落ち始めるため、水やりの頻度を調整する必要があります。
寒い時期に水を上げすぎてしまうと根が傷んでしまう恐れがあるため、土が乾いてから2~3日に1度水をあげたり、葉水をして乾燥対策など施してあげましょう。
葉水を行うことで、葉のハリツヤが良くなる以外にもハダニやアブラムシなどの害虫を防ぐ効果もあるため、葉の裏側などもしっかりと葉水をしてあげましょう。
ドラセナコンシンネに似た植物
・ユッカ
・ドラセナ・コンパクタ
・ミリオンバンブー(万年竹)